こんにちは。コンサルティングハートです。
女性が一人で独立し、スモールビジネスを始める。
この流れは、必然的なもので、これからもっと加速すると感じてます。
一般的に多くの女性にとって、企業で男性と肩を並べて忙しく働き続けることは、とても大変なことです。
また女性の身体にはリズムがありますから、常に一定のペースを求められる働き方が苦しいのは当然です。だけど、社会のほうは、女性のリズムにはあわせてくれません。
ならば、女性が女性のために、自ら「働く」ためのマーケットをつくり、そしてプレーヤーになればいい。
それは、理にかなった流れです。
ですが、そうしてせっかく起業したにも関わらず、けっきょくまた無理を続けてしまう女性が多いのも事実。
この記事では、女性が一人で起業したときに、無理なくビジネスを成功させるために必要な7つの習慣をお伝えします。
Contents
一人起業の成功パターン1:自分の力を過信しないこと。すべてにおいて余裕を持たせる。
頑張り屋で努力家の女性が、起業して最初に陥りやすい罠があります。
それは「たくさん」「もっと多く」の仕事をこなそうと、つい仕事を詰め込み過ぎて、日々を忙しくしてしまうこと。
ですが、ビジネスを続けていると、必ずといっていいほど「予測しなかった事態」というのが起こるものです。
- 当初の予定よりも、タスクが増えてしまった
- クライアントさんが、どうしてもと無理な要望を言う
- 体調不良で寝込んでしまった
- 子どもが熱を出して、保育園を休んだ
こういった、さまざまな事態が発生することでしょう。
なので、あなたが最初に意識するべきことは
仕事にバッファをもたせることです。
余裕をもってスケジューリングをするようにしなければなりません。
たとえば子育て中のママが、毎日仕事のアポがあったり、毎週「納期」があったとします。その状態で、もし子どもが熱を出したら、どうしますか?
打ち合わせ日程をリスケジュールしてもらいますか?(翌週、さらに忙しくなりませんか?)
納期が遅れてしまいませんか?
顧客も同じような境遇であれば理解は示してくれるでしょう。ですが、そうではないケースだってあるかもしれません。
あなたは「仕事を詰め込みすぎた」ことにより、自分自身を追い込むばかりか、大切な顧客の信用を失うかもしれないのです。
そうならないためには、できる限り余力をもたせること。
そして、余力を持たせることができるように、ビジネスを設計すること。
https://consultingheart.com/mama-business-real/
準備と計画の重要性に気が付いてください。
一人起業の成功パターン2:出来る限り、タスクを減らすこと。
ビジネスが軌道にのってくると、たいてい次々とタスクが増えて、業務が忙しくなってきます。
このとき、間違いやすいポイントがあります。
仕事量が増えてくると、多くの人が「どうすれば、上手くタスク管理をできるだろうか?」と頭をひねり始めるのです。
もちろんタスク管理をすることは、大事な仕事のひとつです。
ですがあなたは、自分の仕事に対するマネージャーであると同時に、自分の仕事の戦略を決断していく経営者でもあります。
起業にまつわる、自分のなかにいる複数の人格については、こちらの本を↓
いくら一人起業であっても、事業は事業。経営は経営です。
ですので、そもそも
- 不要なタスクがあるのではないか?
- 重要なタスクが後回しにされてないか?
- 今やっているタスクは、ほんとうに成果につながるか?
という視点で問いかけ、改善していくことが必要です。
タスク・仕事は減らし、一方で成果は上げる。
これが、あなた自身のビジネスを健全化するために必要な視点です。この視点で常に自分のビジネスをチェックする習慣をつけましょう。
でなければ、近い将来売り上げは必ず頭打ちになります。
なぜなら、いくら順調であっても忙しすぎると、それ以上の仕事が受けれなくなったり、事業拡大の戦略を立てる時間がとれなくなるからです。
女性の一人起業の場合は、順調にビジネスが軌道にのったとしても、月20~30万円で頭打ちになる方がとても多いです。
とくに自分の時間を使って仕事をする、コンサルタントやコーチ、カウンセラー、講師、デザイナー、ハンドメイド作家などの職種であれば、なおさらです。
それは、この成功習慣2の不足によるところが大きいです。
成果を生まない努力は、辞める覚悟をしましょう。
一人起業の成功パターン3:毎日、焦らず一歩ずつ進むこと。
これは、これから起業を始めようとする女性に伝えたいことなのですが、やはり最初は夢も膨らみますよね。
ですが、ビジネスにおいて、多くを望み、派手な勝利を期待するのは、あまり得策ではありません。
もちろん夢を持っていいし、野望や向上心は必要です。
ですが現実的には、欲ばれば欲ばるほど、動きは鈍くなります。
ビジネスを続けるためには、もっと現実的でなければいけません。何でもいっぺんにやろうとせずに、小さな成功を積み重ねることを習慣にしましょう。
見た目の派手さみたいなものに 、憧れる人もいるかもしれません。
ですが、地味でも着実に、本当に大切なところで点を取りにいきましょう。
最初から「すごいことをやろう」としても壮大な計画は途中でくじけてしまうものです。
なぜなら、人間がモチベーションを維持するために最も効果的なことは「前に進んでいる感覚」だから。
小さくても進んでいるという手応えさえあれば、未来を信じられるものなのです。
焦らず、一歩ずつ進むべき道を進みましょう。遠回りに見えて、飛躍への一番の近道です。
一人起業の成功パターン4:習慣を変えていく意識を持とう。
日々忙しいと、人は「いつもの習慣」に流されがちです。
ですが、ビジネスを続けるということは、事業者としての生活をずっとやっていかなければいけないということ。
そのためには、これまでの生活習慣を変えていかなければなりません。
また、習慣についてはある程度研究がされていて、習慣を変える方法もわかってきています。
習慣を変えるために必要な要素は次の3つです。
まず、トリガーというのは、ある行動を自動的に呼び出すためのきっかけのこと。
たとえば、もしあなたのビジネスにおいて、毎日ブログを書くという習慣が必要であれば、とにかく朝起きた瞬間にパソコンを開くとか、何かしらきっかけを作ることがスタートです。
トリガーに呼び出されて、今度は「文章を書く」という行動を始めるでしょう。
それによって、その成果が得られれば(達成感とかでも良いです)それが「ごほうび」となって、また次回のトリガーにつながります。
ちなみに・・これ、めっちゃ便利です。WordPressのスマホアプリも入れておけば、WiFiのない環境でもどこでもブログが書き始められます。↓
自分なりの「良い習慣」を意識してください。いったん習慣になってしまえば、その後はストレスを感じずに続けることができます。
一人起業の成功パターン5:今この瞬間やるべきことに、集中すること。
あなたがビジネスにおいて、最小の時間で最大の成果を得たいの望むのなら。
過去の失敗や未来の不安について、思い悩む時間はありません。
今、この瞬間やるべきことに、集中しましょう。
もちろん、目的地への地図もコンパスも必要ですが、その上で今の時点でやるべきことをやらなければ、一歩も前に進めません。
頂上って、もしかして怖い場所なのかな?とか、
さっき通ってきた道で転んじゃって嫌だったな・・
なんてくよくよしていても、何かが良くなるわけじゃないのです。
大事なのは「今、何が重要か」と問いかける習慣です。
情報や選択肢があまりにも多い現代において、優先順位を明らかにできる技術というのは、本当に大切なのです。
一人起業の成功パターン6:人生をシンプルに幸せに生きること。
「多忙な生活は、不毛である」
このことが、どこまで腑に落ちていますか?
中には、忙しく働くこと自体が目的になってしまっている方も多いのです。(それが、その人の幸せの形であればもちろん良いのですが)
日本社会においては、忙しいことを善しとする風習があるし、結果よりも「努力の量」や「働いた時間」といったものが評価されがちです。
だけど、自分でビジネスをしてれば「たくさん残業して頑張ってるよね」なんて評価してくれる上司は存在しません。
どんなに忙しく働いたところで、売り上げがなければ暮らしていけないし、事業を続けることができません。
本質的な目標を、しっかり見据えましょう。
そのために必要なことだけ、しっかりと選択して、やっていきましょう。
一人起業の成功パターン7:人間関係は、より少なく、より良く。
タスク以上に減らすのが難しいのが、人間関係。
とくに女性の場合、横のつながりを大切にする傾向がありますし、人間関係が人生のクオリティにも直結します。
別に、友達付き合いを辞めなさい、ということではありません。
いろんな付き合いに、こまごまと首を突っ込みすぎるのは辞めましょう、ということ。
その結果、忙しくなりすぎるのであれば、それは賢い習慣ではありません。
あなたの時間も、誰かの時間も、有限で尊いものです。
誰と生きるのか、誰と時間を過ごすのか。
そのことに、十分に意識的になるべきなのです。
一人起業の成功パターン。ひとりだからこそ、シンプル。
この記事で一貫して伝えていること。
それは、シンプルさは美徳であるということ。
人生の本質的な目的を見失った起業は、あなたを幸せにはしてくれません。
そしてこの記事は、エッセンシャル思考という思考法をベースに書いています。↓
エッセンシャル思考は、意識的に身につけるのに時間はかかりますが、間違いなくあなたの一人起業において、役に立つ考え方です。