起業・ビジネス

「何かを得るには何かを捨てる」の意味

こんにちは。コンサルティングハートです。

この記事では、あなたのビジネスが上手くいくために、トレードオフが必要である理由をお話します。

トレードオフとは、何かを得るために何かを捨てること。

当然ですが、

全部欲しい!あれもこれも欲しい!

では、ビジネスは上手くいきません。

  • 行動したくない
  • 学びたくない
  • 失敗したくない
  • リスクを取りたくない
  • 挑戦したくない
  • 考えたくない

でも成功したい!!

そんなのは無理ですからね。

夢とか希望とか、耳障りの良い言葉で自分を騙さないで。

永遠に【希望という名の可能性】の中に生きてく人生って、楽しくないと思うんです。

コンサルタントとは「何を捨てるか」を導く仕事

わたしはビジネスコンサルタントですが、まあ、難儀な仕事だなあと思うんです。

何かを得るために、何かを捨ててもらう。

その決断を迫る仕事なんですよね。

厳しいようですが、それでも、

なんのリスクも取らず、覚悟もせず、行動もせず、それでいて欲しいものは全て手に入れられるだなんて

そんな都合のよい話はありませんから。

だから、最初から現実を伝えるしかありません。

いいですか。

人って、可能性のなかに生きている限りは絶望もしません。

行動しなければ、壁にもぶつかりません。

歩かなければ転びません。

「やればできるハズ」
「いつか、きっと」
「私の実力って、こんなもんじゃない」

ならば、今すぐ動き出しましょう。

覚悟を決めて行動し続ける人は、きっと道を開きます。

ポジショニングを持続させる方法が、トレードオフ。

さて、ここからはビジネス戦略の話をしますね。

戦略で肝となるのが、このブログでも何度も書いている、ポジショニングです。

馬力では企業に勝てない個人起業家が、戦わずに仕事をしていくために必要な戦略です。

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ですが、実はポジショニングには大きな問題があります。

それは、いったん独自のポジショニングを見つけたとしても、そのポジションを維持できるかどうかはまた別の話だということ。

なぜなら、高い価値が得られるポジションにはまた、他者が参入してくる可能性があるからです。

では、どうすれば可能な限り、自分のポジションを守れるのか?

ポジションを守る方法はあるのか?

そう思いますよね。

実は、ポジションを維持する方法が、ひとつだけあります。

それが、ポジショニングの際に、できる限りトレードオフすること。

何かを得るには何かを捨てる

これは、単なる迷信ではありません。

ビジネスにおいて、どれだけ捨てたか?の差は、後々大きく影響してきます。

独自のポジションを得られるかどうか、それはあなたの覚悟の差です。

ポジションを定める際に、実は、多くのことを捨てなければいけません。

  • 誰からも好かれる言葉
  • 誰からも愛される振る舞い
  • 誰にとっても良いサービスや商品
  • 誰からも好ましく思われる自分

これらは全部捨てなければなりません。

「誰からも」必要とされたいと願う限りは、ポジションはとれないからです。

誰のために、あなただからこそのビジネスをするのか?

それを、どこまでミニマルに、定義できるか。

それによって、あなただけのポジションは築かれます。

捨てれば捨てるほど、他者は、あなたの築いたポジションを模倣することは困難になります。

自分らしいビジネスを展開したい個人起業の場合は、なおさらです。

なぜなら、あなたと他者は違う人だし、異なる価値観を持っているから。

何を捨てて、何を得るのか?

そこには、その人の価値観が反映されますからね。

人生丸ごと、他者と交換できないのと同じで

真えにあなたらしいポジションほど、模倣は難しくなります。

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もちろん、これは企業にも適用できる法則です。品質を保持する代わりに、コストをかけるのか?コストを減らす代わりに、サービス品質を落とすか?などと、企業も何らかのトレードオフを選択しています。

あなたのポジションには、あなたの生き様が表れます。

コンサルティング受けてくれた人たちは、自分らしいサービスを見出していくのですが、

それは、

たくさんの「可能性」を捨てて、現実を直視して選び取った後に残る、あなたにしかできないサービス・商品を見つけるから。

  • 何が好きか?
  • どこに住んでいるか?
  • どんな人生を歩んできたか?
  • どんな価値観を持っているか?
  • どんな信念をもっているのか
  • どんな世界観をもっているのか
  • 誰と歩いていきたいか?

そういった自分全部丸ごと、魂まるごと表現したサービスがつくれるかどうか。

そこにかかっているわけです。

たくさん手放して、シンプルになった先にある自分にしかできない仕事によって、ポジションを築きましょう。

それがビジネスにおいて、何かを得るためには何かを捨てるということです。

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