こんにちは。コンサルティングハートです。
- 出産したら、自分のキャリアはどうなってしまうのだろう
- キャリアが中断してしまって、追いつけるのかな
そんなふうに考える、働く女性は多いです。
わたし自身も、会社員のときは、出産によって自分のキャリアが中断してしまうことに、少なからず不安や恐怖心を抱いていました。
出産や育児で、育児休暇を取得する。そして、その後は時短勤務・・
その一方で、同僚たちは夜遅くまで頑張ってプロジェクトをこなしている・・
時短で働かざるを得ないワーママが仕事で成果を出すのは、不利ですよね。
そこで、だんだん私の中にある選択肢がうまれてきました。
それが、個人起業でした。
キャリアは中断したけれど、人生を振り返るよい機会になった。
子どもが生まれると、生活の全てが変わります。
人生がまるっきり変わったように感じる人も多いはず。これまでの人生の延長ではなく、もはや第二の人生です。
自分の好きな時間に寝ることも起きることもできないし、行く場所は子どもが遊ぶ場所、付き合いで飲み会なんて、ほとんど行けません。
日々の生活のなかで、うっかり段取りを1つでも間違えれば、自分のご飯すら食べれません。
部屋は片付けたそばから散らかるし、保育園からの電話に出られるように片時もスマホは手放せません。
その一方でやるべきことは多く、名もない家事と世話に明け暮れ、もちろん誰からも褒められず、自分の自由な時間なんてほとんどありません。
時間は制限されて、一見不自由に見える生活。
でも親になるってそういうことで、それが当たり前の日常になっていくものですよね。多かれ少なかれ、慣れていきます。
いくつかの制限を受け入れて、自分自身の小さな願いを日々諦め、そうやって何よりも大事な、かけがえのない子どもという存在と向き合って暮らしていくんですよね。
そこに幸せが確実にあるわけです。
そんな価値観の変化のなかで、自分自身のキャリア観が変化するのは、当然のような気もしています。
キャリアが中断した先に、見えた新しい働き方
もし、あなたが出産によってキャリアが中断することに恐怖心をもっているなら。
一度、ゼロベースで、あなた自身の人生について考えてみる良いチャンスだととらえてみてほしいです。
実際に子育てを経験してみたら、あたらしいキャリアの道が見えてくる・・なんてことも、あっていいと思います。
だって、
なんのために働くのか?
その前提がすっかり変わりますから。
以前は自分のため、自分の達成感のために働いていた人だって
子どもが産まれたら、自分だけでなくて、子どもと、子どもの先にいる自分まで、愛するようになると思うんです。
自ずと働くことの意味も複雑になります。
自分ひとりの、あるいはパートナーとの都合を考慮してキャリアを決めればよかったときとは違い、子どもと子どもたちの先にいる自分を見つめるようになり、自ずと働き方は変わるかもしれません。
だから、キャリアが中断することやマミートラックを恐れる前に、まずはあなた自身の人生を見つめる時間を取ってほしいなと思います。
キャリアは中断してもいい。
子どもと暮らす中で、あなた自身の「キャリア」の範囲は、広がっていくはずです。
スキルアップ/年収を上げること/より多くの権限/面白いプロジェクトに従事するための努力…
こういったことだけが、キャリアではありません。
家族にとって最適な形、子どもたちとの時間のこと・・「キャリア」の範囲は、柔軟に広げていっていいと思います。
キャリアは中断したけど、そこからゼロベースで、今のあなたにとって最適なキャリアを始めたらいい。
わたしの場合は、けっきょく会社を辞めて個人起業をしました。
それによって、生活は大きく変わりましたし、ある意味キャリアが中断しましたが、世界は広がりました。
なにより、子どもたちの成長を見守りながら、自分の裁量で働くことができています。
それに、自分の人生を自分でコントロールできるんだという自信も持てました。
キャリアを中断〜再構築後の、収入は?
確かに会社を辞めれば、月々のお給料が振り込まれるということはなくなりました。
ですが、私は必ずしも個人起業家やフリーランスが安定しないとは思いません。
やり方次第だと確信していますし、それをママたちにも伝えたいと思っています。
ビジネスモデルを工夫すれば、労働時間に比例しない形の収益はつくれます。
実際にわたしは現在第二子の育休中でほとんど働いてませんが、暮らしていけるだけの収入があります。
繰り返しになりますが、
- 子育ても仕事も諦めない
- 従来のキャリア観に縛られない自分らしい働き方をした
そんなママたちが願いを叶える方法はあります。
キャリアが中断したなら、それはチャンスなんです。
もう一度、今のあなたにとって最適なキャリアを再スタートする機会なんですから。