こんにちは。コンサルティングハートです。
この記事では一人起業家が「毎月30万円の利益」を得るために必要なことをお伝えします。
なお、一人起業で人気なのは、原価があまりかからない相談業です。
他にも、デザインや写真撮影、エンジニアリング、ハンドメイド製作、自宅でのお教室開催なども人気の職種です。
どの仕事も技術は必要ですが、いずれも自己資金が少なくても開業できるのが魅力です。
ですが、これらの職種には
あるデメリットがあります。
このデメリットを超えられるかどうか?
それが、月収30万円を安定的に超えられるかどうかの境目となります。
Contents
一人起業家の陥る罠。
一人起業で人気の、これらのお仕事
- コーチ、カウンセラー、セラピスト、コンサルタント
- 占い師、スピリチュアルヒーラー
- ハンドメイド作家
- 講師業
- フォトグラファー、デザイナー、イラストレーター etc…
いずれのお仕事であっても、原価率が低く利益率が高いこと、そのためスタートアップが容易であることが最大のメリットです。
一方でどの仕事も基本的には「自分自身の時間を使ってサービス提供する」というモデルです。
ですが、あなたの時間には限りがあります。
そのため、一人起業を続けると
必ずどこかの段階で売り上げが頭打ちになります。
たとえば、多くの一人起業家さんは、単価を上げようと努力します。
それでも、たとえ顧客単価2.5万円だとして、月に10人にサービス提供したとしても、それでようやく25万円の売り上げですね。
実際は、ここから各種経費を差し引くことになりますし、支払う税金のことも考えると、安心して生活していくには心もとない数字です。
では、売上を倍の50万円にしようと思ったら、どうしたらいいでしょうか?
単価を倍にする?
提供人数を倍にする?
実際、ご自身でビジネスしていとわかると思うのですが、この単価でこの人数に対して、安定的にサービス提供を続けるのは、それなりに大変です。
ましてや仕事以外にも、家事育児などやることがたくさんあるんです・・という人だって多いはず。
そんな中、無理して動き続ければ、健康を害す原因にもなりかねません。
それに長い人生、休業したいタイミングもあるでしょう。
たまにはのんびり休んで、羽を伸ばしたいですよね。
ということで、やれるところまで単価を上げたなら、次のステップでやるべきことは、ひとつ。
それが、ビジネスモデルを追加することです。
一人起業家のビジネスモデルとは?
そもそもビジネスモデルとは何でしょうか。
wikipediaによれば、
ビジネスモデル(business model)とは、利益を生み出す製品やサービスに関する事業戦略と収益構造を示す用語である。
となります。
ビジネスモデルとはつまり、あなたのビジネスが
どんな仕組みで利益がでるのか?
を示すものです。
ビジネスモデルを知ることは、どうすれば利益がでるのか?を知ることです。
一人起業では、ビジネスモデルを追加しよう!
さて、最初にあげた相談業などの職種は、主に労働集約型のビジネスモデルでした。
労働集約型のモデルは、自分の身ひとつで成り立つという手軽さの反面、自分が動き続けなければいけない宿命から逃れられません。
とはいえ、このモデルが悪いわけではないのです。
むしろ、スタートアップには最適です。
ですがスタートアップが上手くいって、だんだん時間が足りなくなってきたら、次のステップを考えるタイミングということです。
次のステップでやりたいことは
「事業を安定して、拡大の基盤をつくる」
ということ。
なお、そのための方法のひとつに、人を雇用するという方法がありますが、一人起業では、なかなかハードルは高いでしょう。
ですから、それ以外の方法、つまり労働集約型ではない別のビジネスモデルの導入を検討しましょう。
一人起業では、労働集約型以外のビジネスモデルを取り入れよう!
さて、では安定的な売り上げ&売り上げ拡大のために、一人起業家はどのようなビジネスモデルを取り入れたら良いでしょうか。
いくつか例をあげていきますね。
完全な不労所得とまでいかなくても、少労所得であれば、十分実現可能です。
一人起業のビジネスモデル(1)小売モデル
商品を仕入れて販売するモデルです。
たとえば自宅サロンをお持ちの方は、サロンで提供するサービスに加えて、仕入れた商品を売ることが可能ですよね。エステ系のサロンでしたら、スキンケア用品を販売することができると思います。
美容室でシャンプーを販売しているのと同じモデルですね。
他にも、たとえばスピリチュアル系のお仕事であれば、関連グッズ販売なども可能かと思います。
一人起業のビジネスモデル(2)広告モデル
広告収益を得るモデルです。
もしご自身のサイトをお持ちで、特定の属性の人が一定数以上訪れるのであれば、スポンサーを募り広告掲載する形で収益を得ることができます。
他にもGoogleアドセンスなどの仕組みを導入すれば、審査に通れば広告を掲載することが可能です。
私自身も、いくつかWEBサイトを運営して広告収益受け取ってます。
一人起業のビジネスモデル(3)デジタル販売モデル
いままで対面提供していたものを、デジタル化して販売するモデルです。
たとえば、
- 講座内容を動画販売
- イラスト素材や写真のダウンロード販売
こういった形式が可能です。
提供側は毎回時間を使わずに済みますし、購入するお客様側も、お得な価格で欲しいものが得られるなど、お互いにメリットが大きいですよね。
私自身も、講座に関しては動画販売も行っています。
一人起業のビジネスモデル(4)通信講座モデル
デジタル販売モデルと重なっている部分もありますが、通信講座モデルでは、講座の一部をテキストやDVD、動画に置き換えることになります。
内容によってはスクーリングや添削も必要ですから、すべてを自動化することは難しいかもしれません。
ですが、実技や実習が必要な部分とそうではない部分を上手く分けて構成することで、労働集約だけではない形での講座提供が可能になります。
一人起業のビジネスモデル(5)物販モデル
これは、自分で商品をつくって、自分で販売するモデルですね。
提供サービスと関連する物が良いでしょう。あるいは提供しているサービスの前後で必要となるものだと、より相性が良いです。
私自身は占星術をやっていることもあって『月の暦』という月の満ち欠けを重視したカレンダーを販売した経験があります。
(こちらは、ありがたいことに100部以上ご購入いただきました)
一人起業のビジネスモデル(6)継続課金モデル
- 月額などの定額制で、継続的に課金
- 定期販売・定期購読
などの形式をとります。サブスクリプションと呼ばれる販売方式です。
時代の流れとしても継続課金モデルは主流となってきていて、成長している企業というのは、こぞってこのパイを取りにいってます。
「可処分所得のうち何パーセントを課金してもらうのか?」
を、取り合う時代になったということです。
実際に、ご自身のことも考えてみると、いろんなことに定期課金してませんか?
たとえば我が家は、家族が映画好きなので、有料のコンテンツ配信サービスに登録しています。他にも携帯電話やインターネット接続代など「固定費」はけっこう大きいです。
これを、個人ビジネスに応用したのが「オンラインサロン」です。
オンラインサロン運営は簡単ではないですが、しっかり価値提供し続けることができるのであれば取り入れたいモデルですね。
一人起業のビジネスモデル(7)仲介モデル
顧客と商品をつなぐモデルです。紹介料をいただく形で利益が出ます。
個人ビジネスであれば、たとえばご自身の提供しているサービスの前後で必要となるものを提供している人・サービスを紹介することで、紹介料をいただくモデルが考えられますね。
なお「紹介料」というと、ネットワークビジネスの影響なのか、あまり良いイメージを持たない人も多いのですが、価値を生んでいるのであれば真っ当なビジネスですよ。
不動産の仲介や、アフィリエイトなども、仲介モデルにあたります。
一人起業のビジネスモデル(8)権利モデル
ライセンス販売による権利収入です。
個人ビジネスの場合でも、資格、独自技術の商用利用の権利などで適用できます。
一人起業のビジネスモデル(9)再販売モデル
たとえば、セミナーを開催したら、別途それをDVDなどで二次販売するモデルです。
デジタル配信型にすれば、デジタル販売モデルにもなりますね。
一人起業のビジネスモデル・まとめ
ここまで説明したもの以外にも、ビジネスモデルはたくさんあるのですが、一人起業家が無理なく適用できそうなものをお伝えしました。
安定的に月30万円の売上を超えたい!という方は、ぜひ取り入れてみて下さいね。
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