こんにちは。コンサルティングハートです。
SNSなどを見ていて、この人面白いなあと、つい動向を追ってしまう人っていますよね。
観察してるとわかりますが、そういう人って、常に挑戦を続けています。
日々前に進んでいて、ときどき、あっと驚くサービスをリリースしたりします。
今回は、飽きられないためには変化する必要があるという話をします。
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人は先の見えないものに、熱狂する。
もし、未来がすべて予想できたら、どうでしょうか。
安心かもしれないですが、全然わくわくしませんよね。
たとえば、変な例ですが
あなたの部屋の冷蔵庫の中に、牛乳が一本入ってるとします。
その状態で、わざわざ何度も扉をひらいて、冷蔵庫のなかを確認したいと思うでしょうか?
何度見ても、そこには牛乳があるだけ。
ならば一度確認したら、それっきりです。
それ以上の興味を持ちません。当たり前ですね。
一方で、毎回扉を開けるたびに、魅力的で異なるスイーツが現れる、魔法の冷蔵庫なら?
たぶん、何度も開け閉めして、次はなにが出てくるだろう?と、ワクワクドキドキしてしまいますよね。
人は、先が予測できないことは、つい気になってしまうのです。
世の中には、人を興奮させる仕掛けが溢れている
実は、似たような仕掛けというのは、世の中にたくさんあります。
たとえば、SNS。
毎回フィードを開くたび、新しい情報が目に入ってくるようになっています。
自分の知らない、楽しい情報があるのではないかと期待して、ついアプリを開いてしまうはずです。
他にも、ゲームアプリのガチャに課金してしまうのも、先が読めないドキドキ感に興奮してしまうからです。
ある脚本家が、テレビドラマは次回予告が1番大事だ、と言ってたのですが
これもまさに、視聴者が、次の展開が読めない!知りたい!と反応することを知ってるからですよね。
不確実性に反応するのは人間の本能
こうした不確実性に反応して興味をもってしまうのは、人間の本能です。
実際に、先が読めない状況では、ドーパミンが活性化し、脳が興奮することがわかっています。
確実なことばかりを追い求めて変化を嫌えば、可能性が狭まり、人類の行く末自体が先細りしますよね。
不確実なものに反応するのは、生き残るために脳に組み込まれた本能というわけです。
恐れずに変化しよう。変わらないことは、リスクです。
ですから、私たちもまた、変化をやめれば、人々に飽きられてしまいます。
魅力的な人でいたいなら挑戦し続けないといけません。
大変な気もしますが、挑戦は自己成長にもつながりますし、自分で仕事を続ける上では必要なことですよね。
変化することへの恐怖心がある人は、そのマインドは、手放しておきましょう。
変化し続けながら、ビジネスを安定させるには、どうしたらよいの?
とはいえ、あまりにも変化が激しすぎると、何をやってる人かわからなくなったり、定番商品が生まれなかったりして
ビジネス的に、安定しないんじゃない?
と思われる人もいるかと思います。
それはその通りで、維持と変化のバランスも大事です。
例として、誰もが知るようなファッション系のハイブランドも、
定番商品やブランドコンセプトはありつつも、シーズン毎のコレクションを毎回発表しますよね。
ブランディングと変化は、共存できるということ。
逆に全く変わらなくて済むのは、子ども向けの絵本など、顧客の新規流入が必ずある市場です。
子どもは、毎年うまれてくるので、
「はらぺこあおむし」「ぐりとぐら」は飽きられることなく、ロングセラーであり続けることができます。
ビジネスを継続するなら、変化しつつコアは維持すること。
ですから、自分でビジネスをやってる私たちもまた、
挑戦して変化する姿を見せながらも、同時にビジネスのコアとなる柱は構築するべきです。
維持と変化のバランスを見極めながら、どんどん挑戦は続けたいですね。