マインド

「先に与える」と豊かになるのか?エネルギーの奪い合いの関係から脱出する唯一の方法。

こんにちは。
コンサルティングハートの水澤純です。

この数年の間に、SNSを使って集客を行うことが普及してきました。

また、こうした形態のビジネスをする女性のことを「起業女子」と呼んだり、そうした起業の仕方を「SNS起業」なんて言ったりもします。

さて、こうしたSNSの場においては、以前からある理論がまことしやかに囁かれているんですが、ご存知でしょうか?

それが「先に与える人が豊かになるよ」という「ギブギブ理論」。

今日は、この真偽について、お伝えしていきます。

先に与えてギブした結果、あなたは豊かになりましたか?

「先に与えよう」の他にも、同じような意味で「お金は喜んで払おう」「得たいエネルギーに見合うだけの金額を払おう」そんなメッセージを見かけることがあります。

先に与えれば、巡り巡って、エネルギーやお金が増えて戻ってくるという理屈です。

ですが実際のところ、こうした発言を純粋に受け取って、いろいろなサービスにお金を払った結果、豊かになるどころかお金がなくなってしまった、という人がたくさんいます。

職業柄、わたしもそういった方に、たくさん会ってきました。

言われたとおりに、一生懸命にギブしたはずなのに…何が悪かったのかなあ…

そんなふうに感じてる人も、少なくないはず。

この記事では、あなたがギブしながら豊かになる方法をお伝えしますね。

「先にギブしよう」という理屈、嘘ではないけど、大事な観点が抜けています。

仕事における人間の行動は3タイプ。

そもそも、こうしたギブアンドテイクの実際のところは、心理学者によってすでに調査研究されているんですね。

本も出てます↓

この本では、仕事における人間の行動パターンを3つにカテゴライズしました。

それが、
ギバー、テイカー、マッチャーの3つです。

ギバーの行動

ギブを多く、ギブを先に与えるパターン。人に惜しみなく与える。

テイカーの行動

テイクを先に受けることを求める。自分の利益を優先させる。

マッチャーの行動

ギブとテイクは同程度にバランスを取る。損得のバランスを考える。

さて組織を調査した結果、この3タイプのうち、もっとも評価されて給与が高かったのは、どのグループでしょうか?

得するのはテイカーだった。

結果はなんと、平均よりも高いポジションと給与だったのは「テイカー」だったのです。

平均的だったのは「マッチャー」そして、最もポジションも給与も低かったのは「ギバー」でした。

驚きましたか?

言葉を選ばずに書けば、ギバーは、テイカーに搾取されるということ。

ここまでの話だけだと、なんだか取るか取られるかといった、殺伐とした世界になってしまいますよね・・

ですが、まだ続きがあります。

希望はあります。

損するのも豊かになるのも、どちらもギバーだった!?

この調査では、あまり評価も報酬も得られず搾取される立場であることが判明したギバーですが、

一方で【長期的に飛びぬけて評価される人】もまた、ギバーだったのです。

搾取されるのも、ギバー。

成功するのもギバー。

では、この2つのギバーには、どんな違いがあったのでしょうか?

無くなるまで差し出すギバーと、相手を豊かにする建設的なギバー。

同じギバーであっても、自分の持てるものを差し出すのが、搾取されるギバーです。

もし、あなたが自己犠牲的なギバーであったとしましょう。

100万円持っていたとして、テイカーに100万円渡せば、下手するとテイクされて終わりです。相手がマッチャーであれば、100万円分の何かが返ってくるでしょう。

ではもし、あなたが他者志向型のギバーだったら?

あなたは、相手の成長や喜びのために、ギブする人でしょう。

その結果、その相手と信頼関係を築くことができて、お互いに「パイを奪い合う」関係ではなく「パイを大きくする」関係性ができてきます。

もちろん相手がテイカーではない前提です。

テイカーとは極力関わらない、あるいはテイカーと関わるときは、自分はマッチャーに徹する。そういう「見極め」が必要です。

自分の持てるものを差し出すギバーではなく、相手を豊かにするギバーになろう。

要するに、ギブするときに

「私を豊かにしてください」
「私を幸せにしてください」
「私を助けてください」

という気持ちで差し出しても、うまく循環はしないということ。

相手がマッチャーであれば、適切なリターンが返ってくるけど、相手がテイカーなら文字通り取られるだけですね。

ギブするなら、相手を豊かに、幸せにするつもりでギブしましょう。

そして、ギブする相手を選びましょう。

相手もまた、建設的なギバーだと最高ですね。お互いにパイを広げていけばいいわけですから。(手を取り合って、いいビジネスをしたいものです。)

そして、言うまでもないですが、テイカーと関わってはダメですよね。

関わる人を選ばなければ、私たちは豊かになれません。

実際に、意義のある発明をしながら「自分の利益を守らなかった」ために、貧困と失意のうちに亡くなった偉人だっているわけです。

けっきょく、ビジネスって自分の心のありようと、人を見る目なんですね。

あなたは、誰にどんなギブをしますか?

エネルギーを奪い合う関係から脱して豊かになるためには、適切な相手に、良いギブをすることからスタートです。

無料メールマガジン